TECHNOLOGY
テクノロジー
自由設計×性能×保証
長期優良住宅認定
オリジナル設計でありパッシブデザイン設計であること。
二世代住宅。50年先も通用するデザイン&スペック
穏やかな気候風土をありがたく活用
これまで、住宅の性能を高めるためにはコストがかかるというイメージが一般的でした。もっとお金をかけずに省エネ設計ができないものか…。そんな誰もが持つ願いを叶えたのが、自然エネルギーを効率よく取り入れた「パッシブ設計」といわれる手法です。太陽の光や温熱、季節の風といった瀬戸内の穏やかな気候風土は快適で心地よく、しかも受動的に利用できるエコなエネルギー。高価な機器や建材にこだわるのではなく、この自然エネルギーを暮らしにうまく組み込んだ設計テクニック、それがパッシブ設計です。
パッシブ設計の設計テクニック
冬に効果的な設計
太陽光を利用し、建物全体の保温性能を上げることが第一。そのために壁・天井・床・窓の断熱仕様を考え、気密性能も確保。日射や蓄熱も考慮しながら設計する。
夏に効果的な設計
夏の強い日差しをできるだけ室内に入れない工夫が必要。そのために窓のひさしや軒の仕様を考え、日よけ効果の高い装置を窓周りに設置する。
風通し
その敷地によく吹く風向きを把握し、屋内での風の流れを考えながら窓の大きさや配置を決める。
住まい手も創り手も、ワクワク!
パッシブ設計に重要なのは、南側に建物があるなどその敷地の条件や環境をきちんと把握すること。旺建では、冬至や夏至の太陽の動き、光の入り具合まで調査した上で設計に向かいます。香川には香川のパッシブ設計があり、立地に応じた光や風の流れを考慮することが大切です。だからこそ、旺建のデザインは線1本から描く生粋の自由設計。家族みんながワクワクできる、そんなオリジナルの家づくりがモットーです。
長期優良住宅
生まれ育った家を巣立ち、自分の家族を持ったのをきっかけにマイホームを新たに設ける。いつの頃からか、日本ではそんなストーリーが定番になっています。国土交通省の統計調査によると、国内で取り壊される住宅の平均築後年数は約30年。実際に購入された中古戸建は築28年までがほとんどで、それ以上は全体の3割にも満たないというデータもあります。理由の一つは資産価値の統一基準がなく、プロであっても建物の内部構造や過去の修繕における判断が難しいこと。土地評価額がまずまずだったとしても、建物の価値がゼロな上に解体費用を上乗せされるため、買い手のリスクは高くなる=中古住宅市場の縮小という現状が生まれました。
本当のところ、家の寿命はどれくらいなのでしょうか。海外における住宅の平均寿命は、アメリカで44年、英国では75年といわれています。しかも、美しい街並みの中にある住宅は古さを感じさせず、私たちから見ても憧れです。実は、ここに二つ目の理由が…。新築が人気なのは、今の時代に暮らしやすい間取りだったり、家事を快適にする動線だったりと設計自体がこれからの時代に合っていること。そして何より、統一感ある飽きの来ないデザインが好まれます。つまり、現在の中古住宅のほとんどがきちんとデザイニングされていない=次世代が住みたいと思えないのです。
未来の住宅価値を変えていく
このような背景から、「つくっては壊す」を繰り返すことが当たり前となった日本。建築廃材の2割は住宅関連が占めており、環境への負荷も問題となっています。それなら中古住宅の価値を見直し、次世代が住みたいと思える家をつくっていこう!2009年6月より始まった長期優良住宅の認定制度は、まさに未来の住宅価値を変えていくものなのです。
お金の面でもメリットがあるの?
主な住宅ローンとして、財形住宅融資などの公的ローン、銀行や生命保険会社、JAといった民間ローンがあります。中でも人気なのが、民間金融機関が住宅金融支援機構と提携した「フラット35」。その優良住宅取得支援制度として「フラット35s」があります。技術条件に合う長期優良住宅であれば、5年・10年と一定期間の金利を低く設定できるのでかなりお得。加えて、住宅ローン減税の控除対象額が4,000万円から5,000万円になり、不動産所得税の控除額も1,200万円から1,300万円に引き上げ。ほかにも、登記費用などの税率が低くなる、固定資産税の減税期間が延びる、火災保険や地震保険が割安になるなど、長期的に見たメリットは大きいですね。
長期優良住宅は性能のよさだけが魅力なのではなく、ご家族が末永く幸せに暮らしていくための金銭的サポートが十分に用意されています。将来的に子どもたちの代で新築する費用や、その際に求められる援助を考えてもお得ですね。旺建ではご家族に分かりやすくお伝えできるよう、スタッフ1人ひとりが正しい知識を持つために日々学んでいます。
長期優良住宅の主な認定基準
旺建ではこういった建物自体の性能に加え、海外のように50年後でも古さを感じない、子どもたちが住み継ぎたいと思えるデザインをご提案しています。そして何より、そう思える街づくりをしていきたいと思っています。